ペット

災害時にペットと一緒に同行避難するための情報

一緒に避難するための準備

もしも、災害が起きた時に大切なペットと一緒に避難するために必要な情報を調べたことがありますか?

2023年3月11日に東日本大震災から12年が経ちました。
そして、先日、石川県で震度6強の長周期地震がおき、梯子に上っていたお年寄りの方が落ちて亡くなってしまいましたね。崩れた家も出てそれなりに被害が出てしまい悲しかったですよね。

日本は地震大国ですが、最近では雨や台風による災害も増えています。
ペットは今や自分の家族の一員という人も少なくありません。そのため各自治体などが災害時のペットの扱いについてホームページなどに記載してくれていることが多いです。そんな家族のために災害時、危険なことが起きてほしくないし、備えておけば良かったと後悔することがあってはいけませんよね。

そのために必要な準備をしておきましょう。

同行避難って何?同伴避難とは別なの?

みなさんは『同行避難』という言葉を聞いたことがありますか?
災害時にペットを一緒に連れて避難することを指します。
避難には『同行避難』『同伴避難』というものがあります。

何が違いかというと【避難所内で同じスペースで生活できるか】の違いです。

大体の避難所では人間との避難スペースを別にする同行避難が可能です。
同伴避難は出来ないことが多いかもしれません。

『えっ、ずっと一緒に同じ部屋で生活してたのに離れてなんて置いておけないよ…』と思うかもしれませんが避難所には色々な人が避難してきます。
アレルギーのある人もいれば、動物が苦手、怖いという人もいるので同じスペースで生活することは出来ません。

そして自分の地区、自治体などの避難所がペットを受け入れてくれる場所なのか災害が起こる前に確認だけでもしておくのが◎です!

普段から必要な躾の問題

躾は人間とペットが一緒に生活する上で必要な最低限のマナーです。
同行避難した先では、ペットと一緒に避難してきた人たちでチームを組んでペットのお世話を順番ですることもあります。
その時に『待て』『お座り』『吠えない』が出来ないと他の避難者の方に迷惑がかかることもあるので、しっかり躾てあることがペットのためにもなりますよね。

そしてケージの中で大人しく過ごせるように『ハウス』を躾ておくとストレスもぐんと下がると思います。
これは災害時だけではなく、日常の中でも病院に連れていく場合やお留守番の際の屋内での事故などを無くすためにも必要です。

狂犬病の予防接種

各自治体の避難所へ行くには狂犬病の予防接種は必須です。

日本では1950年に「狂犬病予防法」が制定され、飼い犬の登録と狂犬病予防注射が義務化されました。

犬の狂犬病予防接種は、原則として年1回、4月〜6月の間に受ける必要があります。
狂犬病ワクチンは、大きく分けて狂犬病と混合ワクチンの2種類があり、種類によって接種頻度が異なります。
違反した場合、20万円以下の罰金が科されます。
しかし、近年は注射率の低迷が続いており、2013年度は登録頭数の72.6%しか、接種が行われていなかったそうで、2020年には、年1回の実施が義務付けられた狂犬病予防注射の接種率が、犬の登録総数の7割にとどまっていることが報じられました。

狂犬病は、感染した動物の唾液によって広がり、脳の炎症を引き起こすウイルス性疾患で、狂犬病に感染すると、最初はインフルエンザのような症状が現れます。
その後、神経学的期間が続き、攻撃性、けいれん、唾液分泌過多と狂犬病、幻覚、麻痺、過呼吸などの症状が現れます。
最終段階は昏睡状態であり、それが死に至ることもあります。

治療には、人がウイルスにさらされた時点で、暴露後の狂犬病予防注射の投与を必要としますが兆候と症状が現れた場合、効果的な治療法はありません。

2021年にはタイに行った日本人が狂犬病に感染し、帰国後、治療の甲斐もむなしく亡くなられた事例もあります。

用意するものまとめ

避難所の優先順位は人間が優先ですので、ペットに対する備蓄が十分されている自治体は少数で、あったとしても十分な量の確保は出来ていないことが多いです。

そのため、避難所に同行避難は出来ますが、ペットの餌やそのほかの備品、常備薬などは各自で用意する必要があります。

療法食やケア用品もペット用の避難袋などに詰めておき時々期限の確認などをしておきましょう。

リード・ハーネス

抱き上げられない中型、大型犬は、リードやハーネスをつけて同行避難するので必須となります。リードは伸び縮みするフレキシブルコードは避けた方が無難だと思います。

キャリー

猫や小型犬などの同行避難をするためにはキャリーケースが必須になります。同行避難した先でも同じ部屋で一緒に過ごすことはできませんので別の場所でキャリーやケージの中にいてもらうことになります。そのために快適なものを選んであげることが大切です。

ネームタグ(鑑札)

迷子になってしまって、誰かに見つけてもらっても連絡が取れず、飼い主も名乗り出なければ、大切な家族を保健所などに引き渡してしまうことになりかねません。ネームタグは災害時だけでなく普段からつけておくことをお勧めします。

折り畳み式 フード&ウォーターボール

ごはんやお水を入れるための折り畳み式のボールがあるとコンパクトになって大変便利です。お散歩用に持っている人も多いと思いますが、災害時用にかばんに入れておくといざというとき忘れずに持ち運べて助かるもののひとつです。

おトイレ

慣れない環境やストレスからトイレの失敗、自分以外の家のペットも多数避難してくることが予想され、においの問題なども発生することからトイレ用品は多めに持っていた方がいいと思います。

常備薬やサプリメント

常備薬がある子は忘れないようにしたいですね。すぐにお医者さんにかかれるかわからない状況になることも視野に入れておくことが大切です。避難場所によっては区の獣医師会から獣医師が派遣されることもあります。

ケア用品

ブラッシングのブラシ。撫でてもらって落ち着く子もいますし、毛のお手入れも大事ですよね。スリッカーなどもいいですがラバーブラシもけっこう気持ちよさそうにしてくれるんですよね!

食べるデンタルケア用品です。歯ブラシやガーゼにつけてお口の中を磨いてあげることもできます。人間にもお口の健康は大切ですが、ペットにとってもそれは同じですよね。

ごはん / 療法食

基本的に避難所にはペット用のご飯は用意されていません。療法食が必要な場合、その子に合わせたものを用意するのは難しかったりしますから、普段から用意しておく必要があります。

ダニ・ノミ駆除

他の方のペットに貰うのもうつしてしまうのも避けたいですよね。普段からのケアはもちろんですがいざというときのためにひとつ用意しておくのが賢明だと思います。

東京都内の同行避難情報はこちら

東京23区

ここでは大まかな可否を掲載しますが、必ず各自治体のHPなどを参考に同行避難可能な避難所、ペットの種類、条件などを確認してください。

千代田区
同行避難可能
中央区
同行避難のためのルールを検討中
港区
同行避難可能
新宿区
同行避難可能
文京区
同行避難可能
台東区
同行避難可能
墨田区
同行避難可能
江東区
同行避難可能
品川区
救護対象とする愛玩動物(ペット)は、原則として、犬、猫等小動物とする。
目黒区
同行避難可能
大田区
同行避難可能
世田谷区
同行避難可能
渋谷区
同行避難可能
中野区
同行避難可能
杉並区
同行避難可能
豊島区
同行避難可能
北区
同行避難可能
荒川区
同行避難可能
板橋区
同行避難可能
練馬区
同行避難可能
足立区
同行避難可能
葛飾区
同行避難可能
江戸川区
同行避難可能

市町村・離島

八王子市
同行避難の可否については、避難所管理者の判断に従ってください。
立川市
同行避難可能
武蔵野市
同行避難可能
三鷹市
同行避難可能
青梅市
同行避難可能
府中市
同行避難可能
昭島市
同行避難可能
調布市
同行避難可能
町田市
同行避難可能
小金井市
同行避難可能
小平市
同行避難可能
日野市
同行避難可能
東村山市
市では、台風発生時の避難所は新型コロナウイルス感染拡大の影響のある当面の間、ペット同伴をお断りしており、市民の皆様には事前にペットを預け入れたうえでの避難をお願いしています。(地震発生時についての記載を見つけることが出来ませんでした。)
国分寺市
同行避難可能
国立市
原則として自宅での飼育、やむを得ない場合センターの前庭にて飼い主の責任で。
福生市
同行避難可能
狛江市
同行避難可能
東大和市
同行避難可能
清瀬市
同行避難可能
東久留米市
同行避難可能
武蔵村山市
検討中【現在進めている避難所ごとの避難所管理運営マニュアルの作成の中で、地域の方の意見をふまえて検討しているところです。また、ペットを各避難所で受け入れるかどうかについては、震災時と風水害時は分けて考える必要があり、風水害時の避難所でのペットの受入では、室内に避難させる必要があることから、今後、施設管理者とも調整し、獣医師会等の専門的な意見をふまえて、対応策を検討していきます。】
多摩市
同行避難可能
稲城市
同行避難可能
羽村市
【令和4年修正】市は、避難所へのペット同行避難の受け入れ態勢を整備する。 と記載。
あきる野市
不明
西東京市
同行避難可能
瑞穂町
同行避難可能
日の出町
同行避難可能
檜原村
不明
奥多摩町
不明
大島町
不明
利島村
不明
新島村
不明
神津島
不明
三宅村
不明
御蔵島村
不明
八丈町
不明
青ヶ島村
不明
小笠原村
不明

デマ情報に注意

緊急事態の時によくない情報を見て不安に思ったり、不安な状況だからこそ、その情報の信ぴょう性がよく分からないまま自分でも誤情報の発信をしてしまったりします。

過去には動物園からライオンが逃げ出した…など嘘の情報が流れて騒然としたことがあります。信用できる情報を入手して、嘘に惑わされないようにしましょう。

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